ITサービスやトイドローン、教育教材の開発などを手掛けるORSOは、6月6日、新発売となるドローン「DRONE STAR PARTY」の発売を開始した。ドローン1台と手持ちのスマホがあれば最大4名でパーティゲームを楽しむことができるトイドローンだ。同日行われた新製品発表会では、林家ペーさん、林家パー子さん、水沢アリーさんらが特別ゲストとしてトークを披露し、会場を盛り上げた。

記者発表会にて、左から株式会社ORSO 坂本弘樹氏、株式会社ORSO 高宮悠太郎氏、林家パー子さん、林家ペーさん、水沢アリーさん、株式会社ORSO 代表取締役社長 坂本義親氏、株式会社エル 麻生忠明氏。

バッテリーとカメラを見直し、扱いやすさが向上した「DRONE STAR PARTY」

 発表会では、ORSO DRONE STAR事業部部長の高宮悠太郎氏が、手元のスマホアプリでドローンを操縦しながら登場し、DRONE STAR PARTYの紹介を行った。

ORSO DRONE STAR事業部の高宮悠太郎氏。会場では、高宮氏自らが最新ドローンを操縦し、ホバリングの安定性を披露した。

 DRONE STARは、ORSOが手掛ける小型ドローンのシリーズだ。2017年4月に発売された「DRONE STAR 01」は、18gのカメラ付き小型ドローンと操縦アプリ「DRONE STAR」によりさまざまな遊び方を提供してきた。旧モデルは飛行時間約5分、バッテリー交換ができない内蔵式だったのに対し、6年ぶりに発売されたDRONE STAR PARTYは、50.5gで飛行時間は約7分と長くなり、バッテリーも交換式に進化した。飛行アシスト機能は高さに加え水平方向が追加され、より安定したホバリングを実現した。15歳以上なら誰でも安心して家で飛ばすことができる最新のドローンだ。

カラフルなカメラ付きドローン「DRONE STAR PARTY」は、屋内専用として設計され、スマホアプリで操縦する。機体サイズは100mm×120mm×45mm、重量50.5gと軽く、飛行時間は約7分。バッテリーは交換可能。操縦モードはモード1、モード2に対応。カメラ角度は手動で変更できるのでトイドローンでは難しかった俯瞰映像も撮影できる。
販売パッケージの同梱物はドローン1台、バッテリー3本(充電ケーブル3本)、クイックリファレンスガイド、交換用消耗品一式。販売価格は2万4200円(税込)。対応アプリは無料(App内課金有)、現在リリース記念として期間限定で林家ペー・パー子さんコラボコンテンツが入手できる。

 遊び方は、スマホアプリのDRONE STAR PARTYをダウンロードし、ドローン本体とWi-Fiで接続する。旧モデルと同じく操縦ミッションとして、初心者でも簡単にドローン操作を学べる「初めての飛行体験」、ドローンカメラ映像を見て操縦する「フリーミッション」、ドローンカメラのFPV視点でARマーカーを補足し、どれだけ長い時間ホバリングできるかをスコアで競う「ホバリングチャレンジ」がバージョンアップして搭載され、初心者でも楽しみながら学ぶことができる。

「ホバリングチャレンジ」では、リファレンスガイドに付属するARマーカーを床に置き、ドローンカメラ角度を手動で下向きに変更してホバリングを行う。ドローンのカメラがどれだけ長く、ARマーカーをとらえ続けることができるかをスコアで競うことにより、ホバリングの練習ができる。写真の左側が実際に飛ばしている様子。右側は操縦しているスマホの画面。FPV映像と画面下のコントローラーを使って操縦する。

最大4人で楽しめる対戦バトル型パーティゲーム「DRONE STAR PARTY」が登場!

 さらに、DRONE STAR PARTYには、1台の機体で最大4人まで遊べるパーティゲームが搭載された。椅子など1カ所をくぐって戻ってくるバトルゲームで、最大4人が順番にプレイする。操縦する順番や面倒な機体との繋ぎ直しはアプリが全て自動的に進めてくれるため、みんなで楽しく遊ぶことができる。ただし、1人では遊べないため、スマホを持った2人以上4人以下の友達と一緒に遊ぶ必要がある。

参加方法は、リーダーのスマホ画面に表示される招待QRコードを、メンバーがカメラで認識させメンバー登録を行う。

 プレイヤールーレットで次に誰が操作するかを決定し、制限時間20秒以内に1カ所をくぐってスタート位置に戻って来ることができれば成功だ。ポイントランキングは自動的に表示され、操縦者以外は審判として動画を撮影し応援を行う。プレイ終了後、審判全員が結果を◯△✕で判定し、判定結果を競い合う。

 高宮氏は、「面倒な操作は一切なく、集中して室内でパーティゲームを楽しめるのがDRONE STAR PARTYであり、これからも楽しみながら学ぶ新しい体験を創造していきます」と話した。