国土交通省航空局は、2025年1月25日から2月24日まで、「離着陸場所管理団体の飛行届出要領(案)」について意見を募集する。

 同省では、無人航空機の飛行の安全を図るため、2022年6月から無人航空機の登録を義務化している。これは娯楽を目的としたラジコン機にも適用される。今回、登録手続等に係る利用者負担の軽減を図るため、ラジコン機の離着陸場所管理団体の構成員が飛行させるラジコン機については、当該団体が必要な事項を事前に届け出ることにより、飛行空域を限定する等の一定の要件のもとで個別の機体の登録を不要とする措置を講じる。無人航空機の登録に係る手続等を定める航空法施行規則の一部改正を、2024年6月28日に公布、2025年3月31日に施行する予定だ。

 これを踏まえ同省は、離着陸場所管理団体が行う飛行の届出方法、および当該飛行を行う場合に講ずるべき措置に関する要件について定めるため、離着陸場所管理団体の飛行届出要領の制定を検討している。

▼航空法施行規則の一部を改正する省令の施行に伴う関係通達の制定案について
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155251202