ACSLは、2025年3月24日に茨城県境町と包括連携協定を締結する。この協定に基づき、ドローンを活用した人手不足の業務の代替や災害対応、地方創生など、地域の課題解決および活性化に向けて支援を行うとしている。

協定の取り組み
  • 継続的なドローン物流の構築
  • ドローンによる防犯・見守りの実証実験の実施
  • 下水管のドローンによる調査、新機種の開発
  • 子供達への最先端教育
  • 災害時のドローン活用
  • 企業誘致・移転の推進、移住定住への協力、2拠点居住の協力、地方創生等
  • ドローン製造
  • その他

 境町は全国に先駆けて自動運転バスの導入を進めるなど、さまざまな分野において先進的な取り組みを行っている。ACSLは、2024年5月より「境町ドローンラボ・ドローンフィールド」の指定管理者として、同町で研究開発および生産活動を行ってきた。2025年3月には同町においてドローンを用いた下水道点検を実施しており、今後も範囲を広げて点検業務を実施する予定だ。これらに加えて、今後新たな実証実験の実施や子供向けドローン教育など活動の幅を広げ、地域の課題解決および活性化に積極的に貢献するとしている。

 また、同協定に基づく連携に関連し、町内事業者および関連する事業者との間で、今後の資本提携に関する協議を開始することに合意。現時点で提携内容に関する具体的な内容は確定しておらず、今後詳細を検討していく。