2024年12月19日、Liberaware(以下、リベラウェア)は、西部ガスホールディングス(以下、西部ガスHD)と共同で、建設DXの推進を目的としたBIM(Building Information Modeling)事業の立ち上げを検討するにあたり、西部ガスHDが保有するビルにおいて、屋内点検用ドローン「IBIS2」およびレーザースキャナーを活用したBIM化の実証実験を実施した。
建設業界では、業務効率化・生産性向上・環境負荷削減に向けたデジタル技術の導入が急務とされている。今回の実証実験では、リベラウェアのIBIS2とレーザースキャナーを用いて建物内のデータを収集し、高精度な3Dモデルを構築。このモデルをもとに、設備維持管理におけるDX推進の可能性を検証し、BIM化の実現性とその有用性を確認した。
この結果を踏まえ、今後以下の分野での取り組みを検討している。
- 維持管理の効率化:BIMデータを活用し、建物の運用・保守を効率化する方法を模索。
- 不動産売買時のリスクの見える化:BIMモデルにより不動産取引時のリスクを可視化し、情報の非対称性を解消する仕組みを構築。