2022年4月27日、クオリティソフトは、災害発生後の早期情報収集や避難誘導等を行う「アナウンサードローン」の飛行を管理し、ドローン運用のセキュリティを高めるクラウドサービス「DroneNEXUS（ドローンネクサス）」を発表した。
災害対策としてドローンを活用する場合、操縦者のスキル管理や国土交通省からの飛行許可証の管理、ドローンのセキュリティ対策など、さまざまな情報管理が必要となる。
同サービスでは、被害状況などの情報収集や、スピーカーによる上空からの避難誘導等を想定した災害対策用アナウンサードローンのリアルタイム飛行ログ管理だけでなく、操縦者の情報や国交省からの飛行許可証の管理などの情報を紐づけて一元管理し、ドローン運用をサポートする。
・ ドローン、操縦者、飛行許可証を紐付けして管理
飛行前に認証を必要とすることで、飛行を許可された操縦者のみが操作可能。
・ 飛行ログ管理
飛行時の機体情報と飛行情報を全てログとしてクラウドに保管。
・ 国土交通省からの飛行許可の範囲で正しく運用しているかを管理
業務外の飛行をしていないか、トラブル発生時の履歴調査、機体メンテナンスのための情報管理などを、他の情報とあわせて一元管理する。
・ ISO 27001（情報セキュリティ）／27017（クラウドサービスセキュリティ） 認証済み
ドローンネクサスは、アナウンサードローンとのセット販売もしくは単体販売となり、サブスクリプションで提供する。価格はオープンプライス。
双葉電子工業社製の機体を採用したアナウンサードローンは、40分の長時間フライトが可能で、運用に応じた機材オプションを用意している。降雨、強風下でも飛行でき、環境によらず確実な音声伝達を行う。多言語アナウンスにも対応している。
