国土交通省は、複数の無人航空機の同時運航の普及拡大に向けて、「多数機同時運航の普及拡大に向けたスタディグループ」を新設する。第1回は2024年10月22日に開催し、多数機同時運航の現状と課題、各事業者の取り組み、今後検討すべき論点などを議論する。

 同省は、無人航空機を利用する事業に携わる事業者からの意見や要望に対応し、制度について意見交換を行う場として「無人航空機の事業化に向けたアドバイザリーボード」を2023年12月に設置し、継続的に意見交換を実施している。

 アドバイザリーボードでは、無人航空機による事業化促進のために次に取り組むべき課題として、一人の操縦者による複数の無人航空機の同時運航(多数機同時運航)の普及拡大が挙げられている。こうした意見を踏まえ、無人航空機を利用した事業に携わる事業者や関係省庁等で構成する「多数機同時運航の普及拡大に向けたスタディグループ」を新設し、安全に多数機同時運航を行うための要件の検討等を進めることで、レベル3.5飛行を念頭に置いた多数機同時運航の普及拡大に向けた環境整備を行う。

第1回 多数機同時運航の普及拡大に向けたスタディグループ

日時:2024年10月22日(火)16:00~17:30
場所:中央合同庁舎3号館8階 特別会議室(Web会議併用)
出席者:無人航空機を利用した事業に従事する事業者、関係省庁 等
内容:多数機同時運航の現状と課題、各事業者の取り組み、今後検討すべき論点 等