2024年10月4日、Liberaware(リベラウェア)とアプトポッドは、ソリューションパートナー契約を締結し、アプトポッドが開発・販売する産業向け高速データストリーミング基盤「intdash」と、動画から3Dデータを自動生成するリベラウェアの「LAPIS(ラピス)」を連携することで、ロボットやドローンから収集した映像を自動的に3Dデータに変換し、建設施工管理や設備メンテナンスのデジタルツイン化を実現する連携ソリューションで協業することを発表した。
建設業を中心に労働人口は減少傾向にあり、現場での省人化、効率化が求められている。本ソリューションでは、3Dデータを用いたデジタルツイン化により、建設施工における出来形確認や、インフラ、プラント設備での点検業務の遠隔化、ワークフローの自動化を実現し、業務効率向上を目指す。
ソリューションの概要
intdashは高速双方向のデータストリーミング環境を構築し、ロボット・ドローンの遠隔操作および機体からのデータ収集を行うことが可能。
LAPISは独自のエンジンにより、映像データから3D点群や各種3Dデータを自動生成することができる。
本ソリューションは、遠隔操作するロボット・ドローンからストリーミングされる映像データをLAPISに自動転送し、LAPISの3Dデータ生成エンジンよりさまざまなフォーマットで3Dデータを自動生成することで、データ収集から3Dデータ生成までのワークフローの遠隔化・自動化、時間短縮を可能にする。
従来のワークフローに比べ、3Dデータ取得にかかる時間やコストを削減。また、ロボットやドローンを遠隔操作しデータを収集することで、狭所や危険エリアなど人が入りにくい箇所でのデータ収集や、遠隔地からのデータ管理が可能となる。