2025年3月25日、名古屋商工会議所は、提言「名駅 “スーパーモビリティハブ” 構想 〜次世代エアモビリティの社会実装と関連産業の集積・育成~」を取りまとめ、公表した。
世界各国で研究開発が進む空飛ぶクルマやドローンなどの「次世代エアモビリティ」は、ヒトやモノの移動の利便性を大きく向上させるとともに、機体製造に伴うサプライチェーンの構築やインフラ整備など、大きな経済波及効果も期待されている。
愛知県は自動車や航空宇宙などのモビリティ産業の中心地であり、高い技術力を持つ企業や人材が集積している。この強みを生かし、次世代エアモビリティを新たな産業として根付かせ、産業競争力強化や地域全体の魅力向上に活用するため同提言を策定した。
提言「名駅 “スーパーモビリティハブ” 構想 ~次世代エアモビリティの社会実装と関連産業の集積・育成~」
1. 提言の趣旨
名古屋を中心とする同地の強みと将来的な好機を生かし、名古屋駅を「スーパーモビリティハブ」とすることで、次世代エアモビリティの社会実装と関連産業の集積・育成を図り、住民の生活の質の向上や地域の魅力向上、産業競争力の強化につなげる。
2. 提言の主な構成
- 提言の全体像
- 次世代エアモビリティの特徴
- 当地の強み/将来的好機
- 次世代エアモビリティのユースケース
- 運航体制の確立に向けて各ステークホルダーに期待する役割
- 関連産業の集積と産業の育成に向けて
3. 提言先(予定)
国、愛知県、名古屋市など
▼提言「名駅 “スーパーモビリティハブ” 構想」
https://www.nagoya-cci.or.jp/koho/news-release/file/86p.pdf