2023年10月13日、ドローン産業の発展と国家資格の普及を推進する「全日本無人航空機協会(All Japan Uav Association、略称:AJUA)」を2023年7月に設立したことを、同協会が発表した。
ドローンの関連許認可申請とソリューション開発を専門とするバウンダリ行政書士法人の代表 佐々木慎太郎氏を筆頭に、国内のドローン業界で活躍する個人や事業者および教育機関とともに会員制コミュニティを形成しながら、国家資格の普及をはじめ、法律ルールや業界動向の情報提供、ドローン関連の割引サービス提供、国に対する政策提言など多様な活動に取り組みながら、ドローン利活用の発展を推進する。
全日本無人航空機協会について
ドローン産業の健全な発展を目指し、正しい法律ルールや運用ノウハウの情報提供を通して、ドローンビジネスを円滑に進めるために必要な環境整備を推進する。
会員ネットワークによるコミュニティ活動を基盤とし、ドローン運用に携わる個人や法人・団体、操縦者を育成するスクールと交流しながらドローン業界の発展に貢献していく。
会員制度は、個人を対象とした「一般会員」と、国家資格やドローン運用に関わる企業・団体・教育機関を対象とした「法人会員」の2種類。
会員は、協会が発信する各種情報の先行入手や、国家資格、ドローン活用に関わる個人・法人間で交流する機会・コミュニケーションを形成し、各種イベント・委員会活動などを通じて、ドローンに関する最新情報の入手や現場の生の声を聞くことができる。年会費は無料。
・ 協会が発信するさまざまな情報を先行入手
・ 協会での調査・勉強会など、活動状況に関する情報をいち早く入手
・ 協会が主催するイベントに参加
・ オンライン、オフラインの双方で会員への情報発信や交流が可能
・ 協会のロゴの使用を許諾
・ 年会費は無料
取り組み内容
1. 国家資格の普及活動
ドローン操縦に関する国家資格である無人航空機操縦者技能証明の普及活動に取り組む。国土交通省が管轄するこの資格は、ドローンの安心安全な活用を保証するもので、その所有者が増えることで健全な業界発展が期待される。国家資格の普及活動は、情報発信をはじめコミュニティ運営、教育機関と取得希望者のマッチングなど多岐にわたる。
2. 法律ルールや業界動向の情報提供
近年、違法なドローン飛行が摘発され検挙・逮捕される事件が増えており、法律や飛行ルールの正しい理解の必要性が高まっている。
現状の制度情報、法改正、ドローン活用の最新トレンドを含む、安全運航に必要な情報を提供し、適切なドローンの活用や違法飛行の阻止を推進する。
3. ドローン関連の割引サービス提供
協会会員に対して、ドローン機体の購入やレンタル、協会主催イベント参加、スクール受講、ドローン関連の申請代行、スクールの監査など、多様な割引サービスを提供する。
4. 国に対する政策提言
会員の意見を収集し、国に対して政策提言や要望を提出する。この取り組みは、現状の課題をもとにドローン産業の発展に必要な政策の変更や改善を進めるために不可欠であり、協会が国の政策決定プロセスに積極的に関与し、さらなるドローン業界発展のために重要な役割を果たす。
設立記念セミナーについて
全日本無人航空機協会の設立を記念して、無料セミナーを開催する。協会の取り組みについての案内をはじめ、ドローン関連の申請状況や今後の動向予測などを、協会の代表を務める行政書士 佐々木慎太郎氏が解説する。セミナー終了後は懇親会(希望者のみ)を開催する。
【セミナー内容】
・ 全日本無人航空機協会の取り組み
・ ドローン飛行申請の現状、今後の法改正や規制の動向
・ ドローン技術の最新トレンドと未来予想図
・ Q&Aセッション
【開催概要】
タイトル:全日本無人航空機協会 設立記念セミナー「人とドローンが共存する社会をつくる」
日時:2023年10月27日(金)16時〜18時
会場:ビジョンセンター有楽町302会議室(オンライン配信同時開催)
定員:会場50名 / オンライン50名
参加費:無料
懇親会:セミナー終了後18時頃〜 ※希望者のみ:参加費 5,000円
※懇親会はセミナー会場近辺を予定。当日キャンセルはキャンセル料が必要となる。
▼セミナーの申し込み
https://bit.ly/48MVEno