国土交通省は、経済産業省および福島県と連携し、2026年11月27日・28日に、福島県で「第5回ドローンサミット」 を開催する。展示会やデモフライト、自治体によるパネルディスカッション等を通じ、ドローンの社会実装を加速させることを目指す。

 2022年よりドローンの有人地帯(第三者上空)での目視外飛行(レベル4飛行)が可能になり、2023年のレベル3.5飛行制度の新設、2025年の多数機同時運航のガイドライン策定など、ドローンの利活用に係る環境整備は大きく前進している。物流や防災、インフラ点検、農業など幅広い分野にドローンの活用範囲が広がることが見込まれる。

 ドローンの社会実装を進めるためには、制度整備に加え、持続可能なビジネスモデルの形成や社会受容性の向上が重要である。実証実験を主導する自治体の役割にも大きな期待が寄せられており、優れた自治体の取り組みを全国に発信することで自治体間の連携を強化し、実証実験の加速、その先の社会実装につなげることを目的にドローンサミットを開催する。

 第5回目のドローンサミットの開催地は福島県。同県は東日本大震災からの復興を目指し、福島イノベーションコースト構想の推進を通じて、産業集積と社会実装の両面で先進的な取り組みを進めてきた。2024年度には「新技術実装連携”絆”特区」の指定により、規制緩和・実証環境の整備・官民連携の強化など、ドローン分野の実証と事業化を後押しする制度的な基盤が整備され、2025年度はエリア単位でのレベル4飛行を実現させるなどドローンの社会実装に向けた動きが進展している。ドローンの社会実装をけん引する地域であり、幅広い企業等の出展、ドローンを含めた次世代航空モビリティの社会実装や産業化の加速が見込まれることから、今回の開催地となった。

開催日時2026年11月27日(金)、 28日(土)
開催場所ビッグパレットふくしま(福島県郡山市南二丁目52番地)
プログラム・シンポジウム:ドローン等の活用に取り組む自治体や事業者によるパネルディスカッション等。
・ドローン等のデモフライト
・展示会:自治体の取り組み紹介や関連事業者の製品技術PR。同時開催する「ロボット・航空宇宙フェスタふくしま2026」と連携。
<愛知県で開催された「第4回ドローンサミット」の様子>
写真:「第4回ドローンサミット」会場の様子
写真:パネルディスカッションの様子
写真:屋内デモフライト会場の様子
写真:飛行する水空合体ドローン