2026年6月24日、片倉コープアグリは、農業現場における労働力不足への対応と炎天下での作業負担の軽減を目的に、原液での葉面散布を可能とした次世代型液状肥料「CORON D-Spray」の販売を開始したと発表した。
近年、農業現場では、離農や廃業にともなう担い手への農地集約と経営の大規模化が進行し、現場の労働力不足が深刻化している。特に水稲に対する追肥需要が高まっている一方、夏季の追肥作業は高温環境下での過酷な作業となり、人手不足から適切な時期に追肥ができない、あるいは追肥自体を断念せざるを得ないケースが発生し、収量減や品質低下に直結するリスクとなっている。
近年の高温対策として、水稲追肥等では「高濃度散布でも肥料焼けしにくい」という特徴を持つ窒素液肥「CORON」の活用場面が増えていた。しかし使用に当たっては散布液を希釈する必要があり、現場の事業者からはさらなる省力化や、無補給での散布面積拡大に向けた「原液のまま散布できる製品」への要望が高まっていた。
CORON D-Sprayは、原液のまま散布可能で希釈作業は不要。高濃度散布でも肥料焼けしにくいCORONの特性を強化したほか、原液のまま農業用ドローンやブームスプレイヤーなど多様な機器で散布ができる。
