2026年5月14日、Terra Drone(以下、テラドローン)は、サウジアラビアの子会社Terra Drone Arabia(以下、テラドローン・アラビア)を通じて、世界最大級の総合エネルギー・化学企業が保有する石油・ガスのパイプラインを対象に、ドローンを活用した保安監視を実施する大型案件を単独で受注したと発表した。
石油・ガスのパイプラインは、広域にわたる敷設エリアの平時巡回に加え、異常発生時には迅速な状況把握と初動対応につなげる体制の構築が求められる。テラドローンは、中東地域においてアブダビ国立石油公社(ADNOC)などのプロジェクト等で実施してきたドローン点検の運用実績を生かし、テラドローン・アラビアを通じたドローン保安監視により広域・高頻度の巡回を実現する。
実施内容
今回の業務では、以下の内容でドローンによるパイプラインの保安監視を実施する。
| 対象範囲 | サウジアラビア王国東部地域の管理区域内 |
| 監視対象 | 世界最大級の総合エネルギー・化学企業が保有する石油・ガスのパイプライン |
| 使用機体 | 高解像度カメラを搭載した、長距離・長時間飛行が可能なドローン |
また、この案件ではAIを活用し、安全上の違反や保安上の不審事項を自動検知し、監視精度を向上させる。
【主なオペレーション内容】
- 定期的なパトロール飛行による巡回監視と異常の早期検知
- 取得した映像データをもとに、不法侵入や石油・ガスの漏洩等の兆候が疑われる箇所を抽出・特定
- 異常発生時の正確な位置確認および報告(初動対応の支援)
受注概要
テラドローンが単独で受注し、保安監視業務を実施する。
| 受注内容 | 対象範囲における保安監視業務 |
| 実施期間 | 1年間(2027年1月期中に開始予定) |
| 受注金額 | 約4億600万円 ※1,015万サウジアラビアリヤル(1リヤル=40円で換算) |
今後テラドローンは、同施設においてセキュリティ監視の高度化と運用の最適化を推進していく。あわせて、サウジアラビアにおける石油・ガス分野を中心に、ドローンを活用した各種ソリューションの開発・提供についても引き続き強化していく方針だ。
テラドローン代表取締役社長 徳重徹氏のコメント
本件は、ドローンの技術革新と現地展開を推進する当社の取り組みを一段と前進させるものです。テラドローンは、テラドローン・アラビアを通じて、最先端のドローン技術を導入し、総合エネルギー・化学企業が保有する重要インフラである石油・ガスなどのパイプラインの保安監視を担ってまいります。今後も、サウジアラビアにおけるドローン事業の持続可能な成長と技術革新の基盤づくりに取り組んでまいります。
