2026年2月17日、日本マルチコプター協会(以下、JMA)と日本災害救助艇研究所、一冨士本店によるマリンドローン共同開発チームは、開発を進める水上ドローン「マリンドローン」の実証フェーズにおける進捗報告として、2025年度に実施した各種試験の結果を公表した。

 性能確認試験、耐久試験、デモンストレーション運航を含め、合計300時間の実証運航を行い、重大なトラブルも発生することなく遠隔操縦と機体制御の安定性を確認した。

海上を走行する白い「マリンドローン」
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【主な実証試験内容】

  • 赤外線カメラによる倒壊家屋内部捜索デモテスト
     赤外線カメラを搭載し、倒壊家屋内部に取り残された要救助者を想定した探索テストを実施。一軒あたり約30秒で内部確認を完了し、迅速な初動スクリーニング能力を実証した。
  • 夜間暗視カメラ搭載テスト
     夜間環境下で暗視カメラを用いた捜索テストを実施。500m先の対象物を検知することに成功し、夜間・低視界環境下での有効性を確認した。
  • 長時間連続運航テスト
     1日あたり5時間の連続運航を6日間実施(合計30時間)。 遠隔操縦・通信・推進系統の安定稼働を確認した。

 マリンドローン共同開発チームは量産仕様機の開発および設計最適化を進めており、引き続き実証データの蓄積と機体改良を重ね、社会実装を目指す方針だ。

海上を走行するオレンジ色の「マリンドローン」
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