Liberaware(以下、リベラウェア)と、同社子会社のLiberaware Koreaは、2025年6月19日に大韓民国・河南市ミサ駅周辺で実施された民・官・軍・警・消防の統合防衛訓練「ファラン訓練」に参加した。
同訓練は、河南市庁、陸軍第55師団、警察署、消防署などの関係機関が参加する大規模なもので、敵による化学弾頭ミサイルの落下を想定して実施された。リベラウェアは、狭所探索に特化した小型ドローン「IBIS2」を用いて、駅構内の屋内捜索を行った。
リベラウェアは、戦略的パートナーであるDummDummと協力し、GPS信号が届かない駅構内にIBIS2を投入。負傷者や遭難者の非接触での捜索を行った。IBIS2は、狭く、暗く、危険な空間でも安定した飛行が可能で、化学物質の曝露など高リスク環境にも対応する。
今回の訓練を通じて、国家安全保障や災害対応分野にもドローンが実効的な役割を果たすことを実証した。
Liberaware Korea代表の金泰泓氏は、「危険な環境で人命を救助したり、状況を正確に把握したりする上で、ドローンは最も迅速かつ安全な手段になり得ます。今後も多様な公共・軍事分野と連携し、最先端技術を通じて国民の命と安全を守るため、取り組みを強化してまいります」とコメントしている。