2025年4月15日、Accuver（アキュバー）は、同社の橋梁点検ソリューション「SIVION」が国土交通省「点検支援技術性能カタログ」に掲載されたことを発表した。
SIVIONは、回転式3D LiDARによる高精度な三次元マッピング、ドローンによる高所・狭所の効率的なデータ取得、自社開発AIによる画像解析を組み合わせた次世代型の構造物点検ソリューション。
回転式3D LiDARにより構造物をマッピングすることで、現況の把握だけでなく、過去との比較による変化の追跡も可能となり補修計画を高度化する。ドローンによる空撮・近接撮影では、足場を設置することなく高所・狭所のデータを取得できる。また、収集した画像データはAIが自動で解析し、ひびわれや剥離などの変状を検出・分類。専門的な知識がなくとも精度の高い点検支援が可能になる。
今回の性能カタログ掲載により、国土交通省が定める評価基準に準拠した正式技術として認定された。地方自治体における直営点検業務の効率化や、ゼネコンのBIM・FM連携による高精度維持管理への活用が期待される。
▼点検支援技術性能カタログ（技術番号：BR010085-V0025）
https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/pdf/c/BR010085.pdf