茨城県境町とACSLは、2025年3月31日午後10時と4月1日午前1時の夜間2回、強盗・窃盗対策へのドローン本格導入に向けた実証実験を実施した。

 実証には境警察署も参加し、ドーロンの赤外線カメラから車や人の動きを検知できることを確認した。

飛行エリア1、飛行エリア2、飛行エリア3
実証実験実施エリア
ドローンの赤外線カメラからの画像
光学カメラからの画像と赤外線カメラからの画像
ドローンの赤外線カメラで人を検知できることを確認(赤丸部分)

 両者は、新しいテクノロジーを活用して人手不足を解消し、境町を住み続けられる町にすることを目的として、2025年3月24日に包括連携協定を締結しており、このモデルを全国の他の地域にも横展開できるような形を目指すとしている。

使用機体

【PF2-AE】

写真:PF2-AE
全長(プロペラ範囲)1,173×1,067mm
高さ654mm
重量約9.0kg
飛行速度水平10m/s(GPS環境下)
最大風圧抵抗10m/s
最大飛行時間約20分
その他仕様プロポ信号・映像伝送2.4GHz


【SOTEN】

写真:SOTEN
全長(アーム展開時)637×560mm
高さ153mm
重量(標準カメラ搭載時)1720g
最大対気速度水平15m/s(GPS環境下)
最大飛行時間(カメラ付き)25分
その他仕様プロポ信号・映像伝送2.4GHz