2025年4月1日、愛知県は、あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」の一環として、「ドローンを活用した物流サービスの先行導入事例」を作成したことを発表した。
同プロジェクトでは、ドローンや空飛ぶクルマ等の次世代空モビリティの社会実装の早期化を図るとともに、自動運転車等の「陸」のモビリティとの同時制御により創出される新しいモビリティ社会「愛知モデル」の構築や、次世代空モビリティの基幹産業化を目指している。
2024年2月に策定したプロジェクトの「推進プラン」では、ドローンの社会実装初期のビジネスモデルとなる「ローンチモデル」として、河川流域や本州離島間を航路とした物流サービスを実現することとしている。2024年度に実施した実証実験をもとに、今回、先行導入事例を作成した。
先行導入事例
【作成モデル】 離島モデル、山間地モデル
【目的】 ドローンを活用した物流サービスの事業化を検討する人に一つの実施方法として示すことにより、社会実装に向けた国内の機運を醸成するとともに、国に対して必要な規制緩和等の働きかけにつなげる。
【内容】 2024年度の実証実験をベースとした、運用オペレーションの具体的な内容・設計・体制、社会実装に向けたコスト試算と採算性獲得のための仕組みづくりを記載している。
▼ 「離島モデル」先行導入事例
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/563042.pdf
▼ 「山間地モデル」先行導入事例
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/563043.pdf