2025年6月4日、ドローン・ジャパンは、GMO AI&ロボティクス商事と、AI機能を強化した屋内・屋内外双方の自動航行ドローンソリューション「Indoor Quick」2.0の開発支援、各種用途別ソリューションをカスタム提供するサービスの販売連携を開始すると発表した。2025年7月よりサービスの提供を開始する。
「Indoor Quick」2.0
使用環境や業種・業務に応じた室内自動飛行が可能なドローン(ローバー・ボートを含む)のカスタマイズ、カスタマイズしたドローンの自動飛行を使いやすくする「インドアオートミッションアプリ」をセットにした屋内自動航行カスタマイゼーションサービス。
AI画像解析用フライトコントローラー(Modal AI社製「VOXL2」)を搭載したドローンにより、GPSが入らない屋内での自動航行を実現する。
開発者用ドローンモデル機(Development Kit)
カスタム化用ベース機:Development KitのVOXLを搭載した自動室内航行用標準機ドローン
インドアオートミッションアプリ
低廉な価格で、事前の地図指定による自動走行や、カスタマイズ(ハードウェア・ソフトウェア・ソリューション)、国産メーカーによるサポート・製品供給が可能。
【カスタマイズ内容】
- 必要DATA取得のためのセンサー搭載
- 高度な機能を追加するためのセンサー・CC(コンパニオンコンピューター)搭載
- カスタムアプリケーションソフトウェア開発(DATA取得/解析・機能追加・GCS)
ソリューションの展開例として、土木・建設での屋内工事進捗確認・レポート作成や、工場の点検・工場内照度調査、倉庫の定時入出在庫管理などへの活用が挙げられる。
【検討から運用までのプロセス】
1. 用途・目的のヒアリング(オンラインによる打ち合わせ)
2. 事前現地調査・トライアル航行
3. ソリューション提案
4. 業務内容の確定と契約
5. カスタマイゼーションおよびPOC
6. 運用開始
