ACSLの米国子会社であるACSL, Inc.は、フロリダ州に拠点を置くDrone Nerdsと、現地時間2025年4月2日に販売店契約を締結した。
米国では、National Defense Authorization Act(NDAA)によって、ロシア製や中国製のドローンの政府調達が禁止されている。ACSLはセキュアで多用途、高性能な小型空撮ドローンの需要の高まりに対応するため、2023年1月にカリフォルニア州に米国子会社を設立し、2024年1月より米国において小型空撮機体「SOTEN(蒼天)」の販売を本格的に開始した。2024年10月には販売代理店であるExertis AlmoからSOTEN500機の注文を受けている。
産業用ドローン専門の販売代理店であるDrone Nerdsは、政府機関や建設、エネルギー分野などさまざまな業界の企業を顧客に持つ。産業用ドローンに関する専門知識を有しており、顧客固有のオペレーションに合わせたドローンソリューションを提供できる。
両社は、米国市場におけるACSL製品の販売拡大を目指す方針だ。