2025年1月31日、ACSLの米国子会社であるACSL, Inc.は、販売代理店契約を結ぶAlmo Corporation DBA Exertis Almo(以下、Exertis Almo)と、北米地域での販売拡大に向けて新たなパートナーシップを締結したことを発表した。
世界のドローン市場では経済安全保障や環境配慮に関する政策が加速している。米国ではNational Defense Authorization Act(NDAA)によって、ロシア製や中国製のドローンの政府調達が禁止されている。ACSLは、セキュアで多用途、高性能な小型空撮ドローンの需要の高まりに対応するため、2023年1月にカリフォルニア州に米国子会社ACSL, Inc.を設立し、2024年1月より米国において小型空撮機体「SOTEN(蒼天)」の本格的な販売を開始した。
Exertis Almoは業務用AV機器のディストリビューターで、広範な流通ネットワークとサービス体制に強みを持つ。両社は2024年10月に販売代理店契約を締結し、SOTENの500機の注文をExertis Almoより受注するなど、米国での販売拡大に取り組んできた。
今回のパートナーシップ締結により、Exertis AlmoがSOTENを取り扱うディーラーに対して包括的な販売、サポート、トレーニングを提供することで、北米地域での販売および市場開拓を進めるとしている。