ブイ・アール・テクノセンター(以下、VRテクノセンター)は、岐阜県可児工業団地協同組合を代表機関とした10団体・事業者によるコンソーシアムで実施する令和6(2024)年度地域デジタル基盤活用推進事業(実証事業)「岐阜県共同利用型ローカル5Gによる『スマート・インダストリアルパーク』実現に向けた実証」事業に参画していることを発表した。
同事業は、ローカル5Gとその配下で稼働するドローンを活用して地域課題の解決を目指す「工業団地共同利用型」実証事業となる。
製造業では、人手不足、BCP対応、DX推進などの課題がある一方、中小製造業では個々の企業での対応が進まない現状にある。
可児工業団地では、「データ」と「モノ」が連携した最先端の情報インフラを構築することにより、製造業の課題解決を目指し、将来に向けて持続的な成長が可能な「スマート・インダストリアルパーク」として、全国への横展開と地域活性化を目指す。
実証事業では、可児工業団地に設置するローカル5G基地局とVRテクノセンターに設置するローカル5Gコアを岐阜情報スーパーハイウェイで接続し、ローカル5Gコアの共同利用の実証を行う。
団地内では、ローカル5Gによる「データ」連携と、BCP対応搬送ドローンによる平常時・災害時を含めた物流「モノ」の連携構築を目指す。
【実施体制】
- 可児工業団地協同組合
- 岐阜県
- 可児市
- VRテクノセンター
- シンクレイヤ
- NTT・TCリース
- 国際電気
- TIGEREYE
- ケーブルシステム建設
- ブルーイノベーション