AileLinX(エールリンクス)は、24時間運用が可能な有線ドローン「HOVER EYE」を開発し、2025年春に発売する。

 簡単操作で長時間の飛行を実現。最低1人での運用を可能とすることで、定点観測による俯瞰画像取得の省人化を図り、作業者は本来の活動に取り組むことができる。

写真:飛行するHOVER EYE(機体部分)

 十分な強度を有するひもなどで係留されたドローンの特例の対象とするため、有線の長さは30m。本体重量は32kgと持ち運びも可能。簡単に長時間運用できるシステムとなっている。

 必要最低限な機能とし、タブレットのみで直感的な操作が可能(上昇、下降、カメラ操作のみ)。24時間の連続稼働、雨天での運用に対応しており、一般電源(100V・15A)で使用できる。定点観測による現場画像の情報共有、DX化の際の記録として画像データを活用可能だ。

写真:タブレットの操作画面
写真:飛行するHOVER EYE(全体)
名称HOVER EYE
有線長30m
ボックス寸法W710×D710×H400(mm)
機体寸法W813×D806×H171(mm)(飛行時)
重量32kg(機体単体3kgを含む)
飛行時間連続24時間
電源AC100V 1,500W
防水性能IP43相当
運用可能な最大風速10m/秒
上昇速度約1m/秒
カメラ光学ズームカメラ・熱画像カメラ(取り替え可能)
写真:HOVER EYEの外観(正面)
写真:HOVER EYEの外観(正面斜め)
HOVER EYE