2024年5月21日、テラドローンは、対ドローンセキュリティシステムを提供する東芝インフラシステムズと、ドローン運航管理事業、およびカウンタードローン事業の拡大に関する覚書を締結したことを発表した。

 将来的には、都市部での物流など、ドローンの社会実装はさらなる加速が見込まれている。衝突リスクや不正ドローンからの攻撃などによる事件や事故を未然に防ぐためには、システムの高度化が不可欠である。

 テラドローンは、管理下にあるドローンの位置情報を把握できる運航管理システム「Terra UTM」を開発しており、東芝インフラシステムズは、さまざまなセンサーや対処手段を統合し、不審なドローンの飛来に備える対ドローンセキュリティシステムを提供している。両社は製品価値向上の実現に向け、Terra UTMと対ドローンセキュリティシステムの技術連携を進めるとしている。