2024年3月21日、SkyDriveとアビームコンサルティングはサポーター契約を締結し、空飛ぶクルマの製造における協力推進体制を強化したことを発表した。

 今後、空飛ぶクルマの製造工程において、アビームコンサルティングが事業構想策定や製造開発プロセス策定の知見を用いてプロジェクトマネジメントを推進し、空飛ぶクルマの開発を加速させるとしている。

 SkyDriveは、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)での運航に向けて、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」の開発を推進している。

 アビームコンサルティングは、製造領域において、戦略から実行まで、複雑化する環境下で多岐に渡る課題を複合的なアプローチで解決してきた。これまでもSkyDriveへの支援を実施してきたが、さらなるシナジー創出を目指し、SkyDriveとサポーター契約を締結する。

各社コメント

アビームコンサルティング 執行役員 プリンシパル DXIビジネスユニット長 橘 知志氏

 アビームコンサルティングは、空飛ぶクルマ開発の加速と実現を目指し、SkyDrive様とサポーター契約を締結しました。新たな市場参入に向け、100年に一度のモビリティ革新に挑戦しているSkyDrive様に、我々の製造領域における知見を提供することで、より一層取り組みを加速する支援をしてまいります。

 日本発の空飛ぶクルマの実現が社会にもたらすインパクトは大きいと確信しています。当社が多様なステークホルダーとの価値共創を通じて社会変革の加速を目指す中で、空飛ぶクルマの開発もSkyDrive様と共に実現し、社会課題の解決に貢献してまいります。

SkyDrive 代表取締役CEO 福澤 知浩氏

 この度は、製造領域における豊富なコンサルティングの実績を持たれているアビームコンサルティング様に、サポーターとしてご支援いただけることとなり、大変心強く思っております。空飛ぶクルマの実現を加速するためには、緻密なプロジェクトの進捗管理や業務管理等が非常に重要です。アビームコンサルティング様にプロジェクトマネジメントをサポートいただき、2025年の大阪・関西万博での運航、2026年以降の商用飛行の実現を目指し、空飛ぶクルマの開発を推進してまいります。