2024年3月14日、SkyDriveは、米国のプライベートチャーター機運航会社ブラボーエアーと、最大5機の空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」のプレオーダーで合意したことを発表した。

 ジョージア州オーガスタ・リージョナル空港を起点としたSKYDRIVEのユースケースを共同開発するための体制を構築し、エアタクシーサービス等、地域内における空飛ぶクルマを活用したエアモビリティサービスと社会実装を目指す。

Arnaud Coville SkyDrive CDO(最高開発責任者)(左)、Dann Standard、Bravo Air Operation VP(右)

 SkyDriveは、2023年1月にサウスカロライナ州に拠点を設置し、米国市場への参入を進めてきた。今回の提携によりジョージア州への事業拡大を狙う。

 今後、オーガスタ・リージョナル空港と近郊目的地を結ぶ空飛ぶクルマのエアタクシーネットワークを確立し、通勤客や旅行者にシームレスな“ラスト・ワン・マイル モビリティ”を提供することを目指す。

各社コメント

SkyDrive 代表取締役CEO 福澤知浩氏

 Bravo Airとの新たなパートナーシップは、SkyDriveの成長だけではなく、米国市場、特に南東部地域における空飛ぶクルマ事業の成長につながって行きます。私たちは共に変革を起こし、業界へのイノベーションや持続可能性に貢献し、更なる進歩を遂げる機会を創出していくことができると確信しています。

Bravo Air Operation VP Dann Standard氏

 Bravo Airは、SkyDriveと共に米国で空飛ぶクルマ革命を起こせることに、とても興奮しています。この度の提携に伴い、私たちは日本を訪問し、空飛ぶクルマの開発に日々尽力するSkyDriveのチームにもお会いしました。今後、オーガスタ近郊だけでなく、地域全体に、より環境に配慮した空の移動の選択肢を提供していく一端を担えることを楽しみにしています。