ハミングバードと東京都新宿区は、2024年3月14日、災害時における無人航空機を活用した支援協力に関する協定を締結した。

 この協定により、災害時には新宿区より指示を受けたハミングバードおよび提携パイロットがドローンを活用し、人が立ち入ることができない危険な場所での被災状況の調査を実施する。また、支援活動の円滑な運営を図るため、平時において新宿区の実施する防災訓練等に参加する。

【無人航空機を活用した支援協力に関する協定】
ドローンにより新宿区の被災状況の情報収集および調査を行うこと
ドローンにより撮影した情報を新宿区に提供すること
その他、新宿区とハミングバードが協議の上、決定した事項

新宿区長 吉住健一氏(左)、ハミングバード鈴木伸彦氏(右)

 新宿区は、一日の乗降者数が国内で最も多い新宿駅や大型商業施設、超高層ビルが立ち並ぶビジネス街、歓楽街の歌舞伎町などを有し、昼間人口は79万人以上(2022年9月新宿区新宿自治創造研究所調査)にもなり、災害が発生した場合には多くの被害者や帰宅困難者が発生すると想定されている。

デモフライトの様子

【ハミングバードと新宿区のこれまでの取り組み】

新宿シティハーフマラソンの空撮
新宿エイサーまつりの空撮
花園小学校の納涼踊り大会の空撮