ACSLの米国子会社ACSL, Inc.は、2024年1月23日、米国における小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」の価格と販売代理店を発表した。標準セットの価格は、1万米ドル(約150万円)以下となる。
ACSLは2023年1月、カリフォルニア州に米国子会社ACSL, Inc.を設立するとともに、小型空撮ドローンSOTENの改良を進めてきた。そして同年12月、ACSL, Inc.は戦略的代理店であるGeneral Pacific, Inc.にSOTENを50機納品し、米国における販売を開始した。
ACSL, Inc.のプレスリリースより
ACSL, Inc.は、米国での販売を開始する前に、あらゆる業界の潜在顧客に向けてSOTENのデモンストレーションや展示を行うことで市場からのフィードバックを集めてきました。その結果、SOTENは、映像伝送の改善、ジンバルとカメラ制御の強化、ユーザーインターフェースの改善、FAAリモートID要件への準拠などのアップグレードを行ってまいりました。
最初のSOTEN50機が米国に到着し、セキュアで多用途かつ高性能な小型空撮ドローンの需要の高まりに対応するため、今後も追加で納品されていく予定です。また、SOTENの標準セットは、10,000米ドル以下で販売され、1月23日より販売代理店を通じて注文が開始されました。
ACSL, Inc.は、SOTENの全米における市場参入をサポートする販売代理店一覧として、Advexure、Blue Skies Drones、DronesMadeEasy、Frontier Precision Unmanned、General Pacific(GenPac Drones)、Gresco UAS、UVT、Volatus Dronesの合計8社を発表しました。これらのパートナーは、販売代理店としてだけでなく、認定修理・サービスのエキスパートとして重要な役割を果たし、地域におけるシームレスな顧客サービスとサポートを保証します。