2023年10月26日、イームズロボティクスは、現在第二種型式認証を申請している機体「イームズ式E6150TC型」の予約販売を、11月1日より開始することを発表した。
通常は機体および周辺機材の販売となるが、機体管理、機体アラート、飛行レポートなどを含めたDOP SUITEとパッケージ購入でのリースも可能。リース購入はドローン保険料が割引適用になる。DOP SUITEの詳細機能は後日発表予定。
E6150TCは、既存のE6150MPを基に再設計を行った6枚プロペラの物資輸送用機体。各地で行われているドローン物流実証試験での利用を想定しており、無⼈地帯での補助者無し⽬視外飛行(レベル3)が可能だ。
型式認証取得予定機体のため、均一性基準を満たした製造体系で、耐久テスト、セキュリティ、ソフトウェアなど法律に基づいた試験実施済みの、安全性の高いドローンとなっている。
同機種は「カテゴリーII(特定飛行+立入管理措置)」飛行に対応し、⼆等無⼈航空機操縦士による操縦では⼀部の特定飛行を除き、従来の許可承認を得ずにレベル3までの飛行が可能となる(目視外飛行や夜間飛行など)。型式認証機体のため、飛行ごとに飛行申請が不要(機体登録、機体認証は必須)で、各種検証や運航ノウハウの蓄積がより効率的に行える。