2023年9月19日、国土交通省は、DroneWorkSystemの無人航空機(ドローン)について、同社からの航空法に基づく第二種型式認証の申請を受け付けたことを発表した。

 航空法等の一部を改正する法律による航空法の改正により、2022年12月5日より無人航空機の型式認証制度が開始された。今回、福島県に本社を置くDroneWorkSystemの無人航空機(DroneWorkSystem式EGL49J-R1型)について、同社より航空法に基づく第二種型式認証の申請があり、国土交通省は同日付けでこれを受理した。無人航空機の第二種型式認証の申請の受理は、イームズロボティクス、ソニーグループに続き3件目となる。

 型式認証とは、無人航空機の機体の設計および製造過程が安全性・均一性に関する基準に適合することについて検査を行う制度のこと。第一種と第二種があり、第二種型式認証は、第三者の立入を管理する措置を講じた特定飛行(人口集中地区上空、夜間、目視外等での飛行)を目的とした型式に対して行う。型式認証を受けた型式の無人航空機は、機体認証の検査の全部または一部が省略される。

機体概要「EGL49J-R1」

機体諸元
機体寸法外径(モーター軸間):1885mm
高さ:840mm
最大離陸重量90.0kg
最大積載重量49.0kg
最大飛行速度10.0m/s(36km/h)
最大飛行時間6分(最大離陸重量時)
航続距離2.5km(最大離陸重量時)