2023年6月2日、国土交通省は、ソニーグループの無人航空機について、同社からの航空法に基づく第二種型式認証申請を同日受け付けたことを発表した。申請した機体はARS-S1(Airpeak S1)。
航空法等の一部を改正する法律による航空法の改正により、2022年12月5日から無人航空機の型式認証制度が開始された。
今回、ソニーグループの無人航空機について、同社より航空法に基づく第二種型式認証の申請があり、国土交通省はこれを受理した。無人航空機の第二種型式認証申請の受理は、イームズロボティクスに続き2件目となる。
型式認証とは、無人航空機の機体の設計および製造過程が、安全性や均一性に関する基準に適合することについて検査を行う制度のことで、第一種と第二種に分類されている。
今回申請を受理した第二種型式認証は、立入管理措置を講じた上で第三者上空には及ばずに特定飛行(人口集中地区上空、夜間、目視外等での飛行)を目的とした型式に対して行うものとなる。
ARS-S1 機体諸元 | |
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機体寸法 | 外径:591.9mm × 511.8mm 高さ:526.8mm |
最大離陸重量 | 7.5kg |
最大積載重量 | 2.5kg |
最大飛行速度 | 25m/s(90km/h) |
最大航続距離(参考値) | 15km |