ソニーのドローン「Airpeak」、センシンロボティクスの風力発電ブレード点検アプリに対応

　2023年6月21日、センシンロボティクスは、同社が提供する風力発電設備ブレード点検アプリケーション「BLADE Check」に、ソニーのプロフェッショナル向けドローン「Airpeak」が対応したことを発表した。

　同機の高い運動性能により、点検スピード、耐風風速が向上。また、ソニー製カメラによる高画質での撮影が可能になる。

　BLADE Checkは、自動航行ドローンを使い風力発電設備のブレードの保守業務を効率化する業務アプリケーション。これまで地上から撮影、目視点検など人が実施していたブレード点検を、ドローンを活用してデジタル化することで、点検工数の削減、ブレード点検品質を向上させる。

　同アプリケーションの共同開発パートナーである日立パワーソリューションズの再エネソリューション本部 フィールドエンジニアリング部 部長の白濱幸弘氏は「Airpeakは国内メーカー製ということで、例えば、カメラ性能やAI技術・画像処理技術といった技術面、運用面で言えばユーザーの意見や要望を直ぐに対応いただけるレスポンスの良さやアフターサービスといった面を期待しています」と述べている。