2023年4月25日、インフラ設備点検用ドローンの開発を手がけるJP Droneは、高性能な点検用ドローン「JP-1」を開発し、同機を活用した点検サブスクリプションサービスの提供を開始したことを発表した。

 JP-1は高性能なセンサーやAIを搭載し、自律飛行制御が可能。軽量小型で屋内の狭い非GPS空間でも安定的に飛行する。高所の点検箇所にも容易に近接し、自律ホバリングにより安全で正確な点検を実施する。

点検用ドローン「JP-1」

機能概要
機体サイズ:302mm × 302mm
非GPS環境下での自律ホバリング(ポジションホールド)機能を搭載し、屋内での操縦をアシスト
LED照明の搭載位置と角度を最適化、最大2640ルーメンの調光システム搭載
前方衝突防止は0~400cmの範囲で設定可能
PC、スマホ、タブレットのWEBブラウザにてFPV画面を表示(要Wi-Fiルーター)
GoPro等のアクションカメラを搭載可能

サブスクリプションサービス概要

 以下のサービスを顧客の要望に合わせてカスタマイズすることが可能。ドローンの機体や運用保守、研修などをセットで提供する。

ドローン機体一式のレンタル
運用サポート
保守メンテナンス
研修(ドローン関連の座学と操縦実技)の実施

東京メトロによる「JP-1」使用事例