2023年3月28日、パーソルプロセス&テクノロジー(以下、パーソルP&T)は、PwCコンサルティング、ドローンサービス推進協議会(DSPA)と共同で開催した「未来ドローンアイデアコンテスト」の受賞作を決定し、表彰式を開催したことを発表した。

 同コンテストでは、ドローンのポジティブイメージを社会浸透するために、ドローンを活用した「あったらいいな」と感じる未来のサービスアイデアを募集した。審査基準として「複数の自動飛行ドローン」「新規性・進歩性」「利用可能性」をもとに審査を行い、総応募アイデア206件からグランプリを1作品、学生部門と社会人部門でそれぞれアイデア賞・社会実装賞を各1作品ずつ、計5作品を決定。また学校を対象としたエデュケーション部門を新設し、特別賞として2校を表彰した。
 表彰式では受賞者がアイデアのプレゼンテーションを行い、審査員から講評と、表彰状および賞金の贈呈を行った。

 同社はコンテストを通じ、ドローンのある未来の生活を考えることで、ポジティブイメージの普及に貢献していくとしている。

受賞作品紹介

グランプリ


アイデア賞<学生部門>


アイデア賞<社会人部門>


社会実装賞<学生部門>


社会実装賞<社会人部門>


特別賞<エデュケーション部門>
 アイデアの発案に積極的に取り組んだ学校に対して贈呈した。※五十音順
埼玉県立大宮工業高等学校
日本文理大学附属高等学校

審査委員長 佐々木健人氏による総評

 本コンテストは、約一ヶ月の募集期間にも関わらず、16歳から69歳の方まで幅広い年齢層から、206件のアイデアをご応募いただきました。その中には、ドローンの実証実験等で試用が始められているケースから派生したものや、ドローンに対する先入観や既知の情報に縛られないものまで、様々なアイデアがございました。特に、学生からのアイデアは先入観の無い新規性の高く、日本の将来を担う方々が自らアイデアを出し、サービスを創っていくのだと、改めて感じる事が出来ました。

 全体の所感としては、ドローンに対する関心と認知が高い点やドローンへの期待の高さが感じられるものとなっており、本コンテストをご覧になった方や応募者の皆さまが、本コンテストを通じて“ドローンのある未来の生活”を考える機会と、ドローンに対する「ワクワク」や「ドキドキ」といったポジティブなイメージを持っていただけるきっかけになったのではないかと期待しています。

表彰式について

審査発表発表日
2023年3月19日(日)13時~14時
発表形式
表彰会場にて発表
表彰会場
PwCコンサルティング合同会社 Technology Laboratory内
表彰内容グランプリ 1作品
総合的な視点での評価において最も優れた提案に対して贈られる賞
アイデア賞 2作品
今後のドローンサービスの潮流を作りうる提案に対して贈られる賞
社会実装賞 2作品
社会実装を促進する可能性が感じられる提案に対して贈られる賞
特別賞(新設)2校
活発にアイデアを発案した学校に贈られる賞
審査員• 佐々木健人(パーソルP&T シニアドローンコンサルタント)
• 古賀心太郎(PwCコンサルティング マネージャー)
• 鈴木真二(ドローンサービス推進協議会 代表理事)
• 市川芳明(ドローンサービス推進協議会 理事)
• 秋本修(ドローンサービス推進協議会 理事)
※順不同