2023年3月23日、Braveridgeは、ドローンや無人航空機に搭載するリモートIDの新製品「リモートID mini」を、2023年3月31日より販売すると発表した。同社によると、後付型リモートID機器としては最小・最軽量だという(2023年3月時点、同社調べ)。販売価格はオープン。国土交通省仕様準拠。

「リモートID mini」

 リモートID miniの外寸は19×19mmと1円玉の直径よりも小さく、従来製品「BVRPA/BVRPN」と比べて面積比は1/4以下。厚みは5.0mm、重量は1.6gとなっている(アンテナ、電源線重量を除く)。小型化・軽量化により、従来機種では難しかった、スペースが限られた小型機種などへの搭載が可能になった。

1円玉とのサイズ比較
製品概要
製品名リモートID mini BVRPT
販売開始日2023年3月31日(金)
販売価格オープン価格

主な仕様
外形寸法19×19mm
厚み5mm
本体重量1.6g(アンテナ、電源線を除く)
※アンテナ、電源線を含む総重量 3.5g
表示フルカラーLED×1
電源3~9V、1系統
付属品外付けアンテナ、電源線
※アンテナ線と電源線を本体に接続した状態で梱包
パッケージ内容

リモートIDとは

 ドローンなどの無人航空機の利用が急速に拡大するなか、航空法改正により、2022年6月20日から100g以上の無人航空機(ドローン、ラジコン機など)にはリモートID機器の搭載が義務付けられた。リモートIDは自動車のナンバープレートに該当するもので、リモートID機器から電波で機体の識別信号を発信することによって、飛行中の機体の登録を判別可能にする。