2023年3月7日、ROBOTIX JAPANは、同社が提供する国産農薬散布ドローン「DMTER M6」が、2023年2月27日に「申請書類の一部を省略することができる無人航空機」として、国土交通省のホームページに掲載されたことを発表した。これにより、飛行許可・承認手続を行う際に提出書類の一部を省略することができるようになった。

 100グラム以上のドローンは原則、航空法において許可や承認が必要となる空域および方法で飛行(特定飛行)する場合は、国土交通省に「飛行許可・承認手続」が必要となる。その申請を簡素化するため、国土交通省航空局では基準の適合性が確認できたドローンをホームページに掲載している。

 DMTER M6は、小型で持ち運びがしやすく、手頃な価格で、使いやすいというコンセプトのもと開発された国産農薬散布ドローン。速度に応じて散布量を自動で調整する機能やビルトインタイプのタンク形状により、ドローンでの農薬散布が初めての場合でも安心して活用できるとしている。

 また同社では、多くの企業がドローンを導入しやすくなるよう、行政書士法人と提携して機体登録や飛行許可・承認申請等の包括的サポートも行っている。

農薬散布ドローン「DMTER M6」