2022年11月28日、ACSLは、同社が提供する小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」が、2022年11月24日に、国土交通省の「申請書類の一部を省略することができる無人航空機」に追加されたことを発表した。これにより、飛行許可申請を行う際に提出書類の一部を省略することができる。
SOTENは、高いセキュリティを備えるドローンへの需要が高まる中で開発された、セキュアな小型空撮ドローンだ。データの漏洩や抜き取りの防止、機体の乗っ取りへの耐性を実現し、通信・撮影データを暗号化する。
ドローンの安全、安心な利活用のために、航空法において国土交通大臣の許可や承認が必要となる空域および方法で飛行(特定飛行)する場合は、「飛行許可・承認手続」が必要となる。その申請を簡素化するため、国土交通省航空局では基準に適合する機体を、書類の一部を省略することができる無人航空機としてホームページに掲載している。
SOTENは、審査を通して基準への適合性が確認されたため、申請書類の一部を省略することができる無人航空機に追加された。なお、今回追加されたのはSOTENの標準機となり、LTE通信対応モデルは該当しない。また、「ドローン情報基盤システム(DIPS 2.0)」への反映は対応中だという。