2023年2月16日、ACSLは、同社が提供するセキュアな国産ドローン「SOTEN(蒼天)」と、Liberaware(以下、リベラウェア)が開発する動画管理・画像処理申請が可能なクラウドサービス「LAPIS(ラピス)」のシステム連携を開始すると発表した。

 LAPISは、リベラウェアの屋内点検用小型ドローン「IBIS(アイビス)」で撮影した動画データを管理し、その動画から画像処理された3D化データも一元管理できるクラウドサービス。今回の連携により、IBISの撮影データだけでなく、SOTENの撮影データの3D化も可能になる。

 SOTENは測量、インフラ点検、災害時の状況把握などの分野での活用が見込まれており、同システム連携により撮影動画の点群・3D画像・オルソ画像等のデータ化が可能になることで、利活用の幅が広がることが期待される。

【サービスイメージ】

【3D画像イメージ】

 SOTENは、データの漏洩や抜き取りの防止、機体の乗っ取りへの耐性を備え、通信・撮影データは暗号化を行う。最大対気速度15m/sの耐風性能や、日本においてより高精度な位置情報を把握することができるSLAS/SBAS(準天頂衛星システムみちびきのサブメータ級測位補強サービス)を搭載している。