2022年12月12日、センシンロボティクスは、Skydio機専用のドローンポート「Skydio Dock(スカイディオ ドック)」と、Skydioのリモートオペレーションソフトウェア「Remote Ops(リモートオペレーションズ)」の取り扱いを開始したことを発表した。

 自動離発着や自動充電に対応するSkydio Dockは、Remote Opsと組み合わせることで、遠隔地からの自動巡回飛行および撮影を実現する。作業員は都度現地に赴く必要がなくなり、自動飛行により均一したデータを取得することで、ドローン運用を省力化・無人化する。

 センシンロボティクスでは、完全自動運用型ドローンシステム「SENSYN Drone Hub」を活用した自動運用を提供しており、ドローンポートを同社が提供するプラットフォーム「SENSYN CORE」と連携させることで、データ取得、管理、解析といった業務の自動化を実現する。

 今回Skydio Dockがラインナップに加わることで、これまで屋外のみに対応していた設置型ドローンの選択肢が屋内に広がり、屋内点検や巡視などさまざまなケースへの対応が可能となる。

「Skydio Dock」スペック

<Skydio Dock>

Skydio Dock
サイズ62×64×33cm(ベースは含まずアンテナを立てた状態)
重量28.1kg
防水防塵性IP56
※塵埃の限定的な侵入と噴流水から保護する
※Skydio Dock for X2のみ対応
バッテリー充電時間Skydio Dock for S2+(屋内用)
・30分(20-90%充電の場合)
・最大60分(0-100%充電の場合)+バッテリー冷却時間
※24℃の条件下

Skydio Dock for X2(屋外用)
・45分(20-90%充電の場合)
・最大90分(0-100%充電の場合)+バッテリー冷却時間

<Skydio Dock Lite>

Skydio Dock Lite
サイズ12.5×30×5cm(離着陸部)
重量0.21kg
バッテリー充電時間・30分(20-90%充電の場合)
・60分以下(0-100%充電の場合)
※24℃の条件下