2022年7月12日、通信教育講座の運営などを手がけるオンラインスクールは、ドローンスクールを運営するBFHDとの業務提携により、オンライン学習サービス「オンスク.jp」において「JDC・DPA認定ドローン操縦士通信講座」を開始した。

 JDC・DPA認定ドローン操縦士通信講座では、大手ドローン団体で操縦士育成を行うJDC(日本ドローンコンソーシアム)とDPA(ドローン操縦士協会)のコラボレーションにより、ドローンを仕事に活かせる実務的なスキルを習得できる。
 オンラインによる座学では、講義動画と問題演習、ダウンロード可能なPDFレジュメにより学習を行う。実技となる10時間以上の操縦訓練後、初心者でも短時間で「JDCパイロット」もしくは「DPAドローン操縦士回転翼3級」の資格を取得できる。
 費用は、座学のみの場合は 9万9,000円(税込)、座学・実技パックは 29万7,000円(税込)。

受講の流れ

 講義動画は経験豊富な講師が担当。講義の内容はJDCとDPA双方の座学内容を取り入れており、DPAのドローン操縦士回転翼3級をベースに、その中では触れられていないJDCの自律飛行や目視外飛行の知識を含んでいる。

 通学する場合は1日かかる講義を、約3.5時間の動画視聴で完了。試験の出題ポイントに絞って学習したり、スキマ時間を使って勉強することができる。動画視聴後は、実際の試験問題からピックアップした練習問題でオンライン学習。間違った問題は何度でも繰り返し学習できる。

 座学試験に合格すると、10時間以上の操縦訓練を行い、指導員の認定後に「JDCパイロット」もしくは「DPAドローン操縦士回転翼3級」の資格を取得する。この講座では全国の提携スクール(2022年6月時点で23校)で、少人数での技能講習(実技)を実施する。法人には団体割引なども用意している。