2022年3月29日、SkyLink Japan(WorldLink & Company)は、NTT e-Drone Technology社製の国産農薬散布用ドローン「AC101」のレンタルサービスを、4月から開始すると発表した。

 農薬散布ドローンの導入にはドローン一式が必要となるため、その購入には大きなコストがかかる。こうした課題に対応するため同社では、AC101オペレーター認定証を持っていれば、低コストで農業ドローンの運用が可能となるレンタルサービスを開始する。認定証の取得サービスも提供する。

 SkyLink Japanでは、農薬散布用ドローンの黎明期から取り扱いをはじめており、その間、多くの顧客からレンタルの要望を受けていたという。農薬散布用ドローンは導入コストだけでなく、1年に1度の定期点検や摩耗部品の交換、保険加入などの維持コストも必要になる上、ドローンの主な稼働時期は1年のうち半年程度であるため、導入・維持コストの回収に対する不安や、導入前に試用したいという声が上がっていた。

レンタルの流れ

レンタルサービス料金

レンタル基本セット
機種:NTT e-Drone Technology社製「AC101」
付属物:本体、液剤散布装置、バッテリー、充電器 各×1

基本料金 (表示価格は全て税込)

利用期間1週間(6泊7日)1カ月(28泊29日)
夏季料金19万8,000円
冬季料金13万2,000円49万5,000円

※夏季:3月1日~8月31日、冬季:9月1日~2月28日(閏年は29日)
※最低1週間(6泊7日)からのレンタルとなる。