ロボットコンペティション「MakeX 2020 東京大会 -SPARK-」が、オンライン予選、オンサイト決勝(2020年9月20日、アオバジャパンインターナショナルスクール)で開催される。MakeXのmBotを使った競技STARTERについては、9月の開催を中止とする。また、MakeXへ向けて、6月20日(土)~9月4日(金)の毎週土曜日に、オンライン講座「MakeXへの道」を開講する。

MakeX 2020 東京大会 -SPARK-

 テーマは「Future Home」。今より便利で快適で楽しい未来をチームで考え制作し、発表を行う。

MakeX 東京大会 2020

▼MakeX 2020 東京大会 公式サイト
https://makex.jp/

世界大会プロモーションムービー(東京大会のルールとは異なる箇所あり)

1. SPARKテーマ(プレスリリースより引用)

「Future Home」

 近い将来、AIは私たちの生活に変化をもたらします。皆さんが大人になった時、AIはどのように生活に溶け込んでいるでしょうか?皆さんが考える、今よりも快適で、便利で、楽しいFuture Homeとはどのようなものでしょうか?まずは、現在の生活について、より細かい項目(家族・家具・建物・家の環境等)に分けて、現在ある問題提議をし、より良くするための改善方法を考え、プログラミングや様々な材料を使って表現してください。

SPARKでのHOMEの定義

 HOMEは住居施設だけでなく、家族、文化、故郷、環境などの意味も含めます。人生のあらゆる側面が含まれています。人々は家を出て勉強したり、働いたりします。そして家へ帰り、そこで暮らします。都会へ出て勉強したり、働いて、休みの時に故郷へ帰る人もいるでしょう。あなたはHOMEについて深く考えたことがありますか?あなたはHOMEを作る事ができますか?あなたの理想とする未来のHOMEを考えてみてください。

世界大会表彰式

2. 募集の対象

 小学校、中学校(6~13歳)の在学中に、2名以上の選手と、安全面を確保するメンター1名以上のチームを編成し作られた作品を対象とする。

※ 2020東京大会は特例で選手1名チームも参加可。

3. オンライン予選作品募集期間

令和2年6月20日(土)~8月22日(土)

4. 参加費

無料

5. オンライン予選提出物

・応募用紙
・制作した作品プレゼン動画
・エンジニアリングノート
・作品取り扱い説明書

※決勝進出者は、9月20日(日)に、アオバジャパンインターナショナルスクールにてオンサイト決勝を行う。

SPARK2019 参考作品

6. 表彰

・ベスト・クリエイティビティ賞
・ベスト・デモンストレーション賞
・ヤングエンジニア賞
・ヤングデザイナー賞
・シェアリング賞
・チームワーク賞
・スピリット賞

表彰

7. 日本代表選抜

 MakeX SPARKは、2020年のMakeX World Championshipに出場するチームを、受賞したカテゴリーと受賞数に応じて選出する。

8. 審査委員

オンライン予選審査委員 :MakeX日本実行委員会

オンサイト決勝審査委員
渡辺ゆうか(ファブラボ鎌倉/一般社団法人 国際STEM学習協会代表)
松村 礼央(株式会社カラクリプロダクツ代表取締役)
ねば~る君(納豆の妖精)
石塚 和人(IID世田谷ものづくり学校企画ディレクター)
その他…WEBサイトにて随時発表

9. 審査日

オンライン予選発表 :令和2年9月1日(火) WEBサイトにて発表
オンサイト決勝戦 :令和2年9月20日 (日) 会場:アオバジャパンインターナショナルスクール

※ 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が拡大している状況をみてオンラインに変更する場合もある。

10. 受賞作品の表彰式

日時 :令和2年9月20日(日)
会場 :アオバジャパンインターナショナルスクール(東京・練馬)
https://www.japaninternationalschool.com/

左:MakeX 2019 -SPARK- 優秀チーム 右:MakeX 2019 作品 -SPARK-
左:デモンストレーション 右:プレゼンテーション
左:制作風景 -STARTER- 右:制作風景
左:海外大会風景 右:制作風景 -STARTER-
MakeX 2019 東京大会 -STARTER-

MakeXへ向けてオンライン講座を開講

「MakeXへの道」 (プレスリリースより引用)

 みんなで身の回りにあるものを使って競技を考え運動会を企画しよう!
 9月にみんなが集まって、楽しい大会が開催できるように、今僕たちにできることを3か月間を通して考えて行こう!

▼オンライン講座の詳細は、MakeX 2020 東京大会 公式サイトへ
https://makex.jp/

1. 講座目標

・MakeXのSPARKの競技のアイデアを探求する
・Makeblock社のmBotを使った運動会をSDGsの17項目を題材に企画する
・9月のMakeXや運動会に向けて、様々な学びをオンライン講座から習得する

2. 参加費

無料(受講に必要な機材や素材の準備は、参加者にて用意 )

3. 募集人数

100名

4. 応募申し込み

募集期間 :2020年6月1日(月)~18日(木)※定員に達し次第締切

▼Googleフォームから申し込み
https://00m.in/34p0o

※申し込み後、担当者より送信される参加規約承諾書の提出を。必要事項の確認が全て揃った後に参加資格を渡す。申し込みの過程で、内容確認等のために連絡をする場合がある。

5. 参加条件

小学校4年生~中学2年生(受講規約の提出と審査がある)

6. オンライン講座「MakeXへの道」(全12回)

開講 :6月20日(土)〜9月4日(金)までの毎週土曜日

時間 :16:00~18:00(45分 × 2コマ/休み時間有/授業は17:45終了予定)

 SDGsを基本とした、問題に取り組むゲームを子供たちと共に考え、皆が家で平等に用意できるものから競技を考える。

6月20日(土)アイデア発想法講座 新しいアイデアの出し方
6月27日(土)アイデア発想法講座 前回のアイデア出しを踏まえて、フィードバック
7月4日(土)ファブリケーション講座 Makeblockのレーザーカッターの活用
7月11日(土)ファブリケーション講座 3Dティンカーキャドの使い方
7月18日(土)プログラミング講座 mBotの基本操作の確認・プログラミングとは
7月25日(土)ティンカリング講座 質量とエネルギー、物体が動くときに働く力
8月1日(土)プログラミング講座 mBotのセンサーを使ったプログラミング
8月8日(土)ティンカリング講座 頑丈な構造、ものを楽に持ち上げるには
8月15日(土)プログラミング講座 mBotのエンジニアリングとプログラミング
8月22日(土)ティンカリング講座 建物が崩れない理由、動きを変える仕組み
8月29日(土)プログラミング講座 mBotのプログラミング応用
9月4日(土)プレゼンテーション講座 自分のアイデアを伝える話し方
9月20日(日)MakeX SPARK決勝 mBot大運動会

※授業内容は状況に応じて、予定を変更する場合がある。

左:MakeX 2019 作品 -SPARK- 右:MakeX 2019 MyCity
左:制作風景 右:制作風景 -SPARK-
左:作品 右:デモンストレーション