2019年9月13日、ニワカソフトが運営するRoboMaster日本委員会は、11/30（土）～12/1（日）に京都府相楽郡のけいはんなロボット技術センターにて、日本国内のRoboMasterチームを対象とした「RoboMaster 2019 Japan Winter Camp」を開催することを発表した。それに伴い、参加チームのエントリーを 9/13（金）～9/30（月）の期間で行う。
RoboMaster 2019 Japan Winter Campとは
RoboMaster 2019 Japan Winter Camp（以下 ウィンターキャンプ）は、DJIが運営する次世代ロボットコンテスト「RoboMaster（ロボマスター）」に参加するチームの技術向上や人材交流を目的としたイベントである。
RoboMasterの疑似フィールドでの試合やエンジニア交流会、2020年に開催する日本地区戦の説明などを行う予定。
＜RoboMasterとは＞
世界中に熱狂的なファンを持つエンターテイメントロボットバトルの世界大会。2019年の大会は中国・深セン市で 8/2（金）～8/11（日）の日程で開催され、世界各国から173チーム約1万人が参加した。
ネット配信では15か国195万人以上が観戦、派手な演出とeスポーツにも似た高いゲーム性で人気を集める注目の大会である。
＜ウィンターキャンプのエントリー受付開始＞
RoboMaster日本委員会のWebサイトでは、ウィンターキャンプの開催に向けて エントリーを 9/13（金）～9/30（月）まで受け付けている。詳しくは https://www.robomaster.jp/wintercamp2019/ を参照。
＜開催概要＞
【名称】RoboMaster 2019 Japan Winter Camp（ロボマスター 2019 ジャパン ウィンター キャンプ）
【日程】2019年11月30日（土）～12月1日（日）
【会場】けいはんなオープンイノベーションセンター内 けいはんなロボット技術センター
【住所】京都府相楽郡精華町精華台7丁目5−1
RoboMaster 2019 Japan Summer Campは 福岡県北九州市で開催
RoboMaster 2019 Japan Summer Camp（以下 サマーキャンプ）は、福岡県北九州市の西日本工業大学・地域連携センターで 8/28（水）～8/30（金）に開催され、日本全国から合計8チームが参加した。
チームは指導者以外が学生で構成され、総参加人数は64人となった。
サマーキャンプでは、独自フィールドでの試合や若手エンジニア同士の交流会、DJIの技術スタッフによる講義などが行われた。
＜サマーキャンプに参加した8チーム＞
1. 蝦夷羆（EZO KAMUY）【北海道】
2. OOEDO SAMURAI【関東】
3. NAGOYA SHACHIHOKO【中部】
4. OSAKA TAKOYAKI【関西】
5. Scramble【関西】
6. Setouchi Salamander【中国・四国】
7. FUKUOKA NIWAKA 杠【九州】
8. FUKUOKA NIWAKA 葵【九州】
※各チーム、メンバーやスポンサーを募集中。チームへの問い合わせは下記リンク先より。
https://www.robomaster.jp/team/
＜自作ロボットで試合。優勝は関西のチーム「Scramble」＞
2日目には、各チームが事前に製作した歩兵ロボットで試合を行った。優勝は、機体の信頼性の高さと操縦の連携がとれた関西のチーム「Scramble」。
続いて2位は九州のチーム「FUKUOKA NIWAKA 杠」、3位は関西のチーム「OSAKA TAKOYAKI」となった。
＜参考＞
RoboMaster2019 Japan Summer Camp
結果報告レポート
https://www.robomaster.jp/news/information/summer-camp-2019-matome/
開催期間中のレポート
https://www.robomaster.jp/news/information/robomaster-2019-japan-summer-camp-fin/
ウィンターキャンプではヒーローロボットが追加
サマーキャンプでは歩兵ロボット2台 vs 2台での試合を行ったが、ウィンターキャンプでは試合にヒーローロボットが1台追加される。
ヒーローロボットはRoboMasterにおける攻撃の要。大ダメージを与えることのできる42mm弾を射出可能な唯一のロボットで、試合の勝敗を大きく左右する。