2020年1月16日、スカイマティクスは、葉色解析クラウドサービス「いろは」にレタス生産者向けの解析機能を実装し、1月17日より提供を開始することを発表した。

 葉色解析クラウドサービス「いろは」は、ドローンで撮影された農地画像の診断・管理をインターネットを通じて簡単に行うことができるサービスとして、農業生産者を中心とした農業従事者に利用されている。今回、レタス生産者の農地見回り作業の省人化や収量計算の効率化を図る機能として、画像処理・AI解析技術を用いた生育診断、収量計算機能を開発、実装した。

レタス生育診断画面

 「いろは」では、最大1ヶ月間の無料トライアルを用意している。画像に位置情報を付与する機能を有する市販ドローンにも対応しているため、所有するドローンを使いすぐに利用することもできる。

 同社は、今後も画像解析・AI技術を用いて葉色解析クラウドサービス「いろは」の機能を作柄に応じて強化し、農業従事者の超省人化・生産性向上に繋がるクラウドサービスの開発・提供を目指していく、としている。

葉色解析クラウドサービス「いろは」概要

サービス名いろは
URLhttps://smx-iroha.com/
対象ドローンDJI製 Inspire2、Phantom、Mavic、SkymatiX製X-S1他
対象デバイスパソコン
対象ブラウザGoogle Chrome / Microsoft Edge
基本利用料従量課金プラン 1.2万円 / 年(年間契約)
年間定額プラン 18万円 / 年(年間契約)
解析オプション詳しくは同社ホームページを参照
※高精度での計算には一定のサンプルデータの収集が必要になる。要相談。
カスタマイズ要望に合わせてカスタマイズも可能