2026年3月、国土交通省は、海における次世代モビリティに関する産学官協議会において、海洋ドローンによる2040年の将来像と取り組みの方向性を示す「次世代海洋モビリティビジョン~海洋ドローンでデータ駆動型ブルーエコノミーを拓く~」を策定した。

 インフラ、水産、環境、セキュリティ、物流、観光など多様な領域での海洋ドローンの活用状況を明らかにするとともに、収集した海洋データを環境保全や海洋経済活動に活用する動きも踏まえ、日本の海洋ドローンの理念と将来像、取り組みの方向性を示した。

 今後、このビジョンをもとに具体的なロードマップを策定し、産学官が役割分担のもと多様なステークホルダーと連携して取り組みを推進していく。

次世代海洋モビリティビジョン「海洋ドローンでデータ駆動型ブルーエコノミーを拓く」
(出所:国土交通省)

【産学官の役割】

実装力・ビジネス化・利用拡大・国産技術の海外展開等を進める。
海洋ドローンの発展を支える知的基盤として、基礎研究、技術革新、人材育成等を進める。
海洋ドローンを支える社会的基盤として、環境整備、公的支援等を進める。

【取り組み方針】

市場拡大初期需要創出(アンカーテナンシー)/効果実証支援 等
技術開発デュアルユース/開発フィールド拡充 等
産業基盤人材育成/産業界の横連携強化 等
制度環境海域利用円滑化/海洋ドローンに適した制度・規制 等

 将来的には、海洋ドローンにより海と陸がデータでつながる社会(データ駆動型ブルーエコノミー)を構築し、海洋経済の持続的成長を牽引する。

  • 人と協働による安全・安心な海の働き方の実現
  • 新たな海の価値を創る
  • 人と海の距離を縮める
  • 強靱で持続可能な海洋経済の形成
海洋ドローンが拓くデータ駆動型ブルーエコノミー:2040年の将来像
(出所:国土交通省)

▼次世代海洋モビリティビジョン