SkyDriveは、2026年4月1日付で、製造子会社Sky Worksの代表取締役社長に、スズキ試作部門で四輪・二輪・船外機等の試作品および試作車の製作に従事してきた今村元寿氏が就任したことを発表した。
SkyDriveは、安全で品質の高い空飛ぶクルマの機体をグローバルで安定製造するため、2022年3月にスズキと事業・技術連携に関する協定を締結。2023年9月には、空飛ぶクルマの製造を目的とした子会社Sky Worksを設立し、2024年3月から静岡県磐田市にあるスズキグループの工場を活用して製造を開始している。また、出資やインドでの事業展開のサポート、スズキ代表取締役副社長の石井直己氏が社外取締役に就任するなど、国内外での展開に向けて連携を強化している。
Sky Worksはこれまで、スズキより社長補佐として招聘していた今村氏を中心に、空飛ぶクルマの試験機の製造を進めてきた。2028年の商用化に向けた量産化体制構築のため、同氏が代表取締役に就任することで、スズキの高度な製造ノウハウや組織運営の知見をよりダイレクトに空飛ぶクルマの機体製造へ反映させ、製造現場の最適化および次世代の組織づくりを加速させる。
前・代表取締役社長である岸信夫氏は取締役に就任し、グループ全体の型式証明(TC)取得に向けた認証・安全戦略、グローバル展開の指揮に専念する。
就任にあたってのコメント
Sky Works 新代表取締役社長 今村元寿(いまむら もとひさ)氏
2026年4月1日付で、株式会社Sky Worksの代表取締役社長に就任いたしました。岸前社長の志を継承し、いよいよ「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」の開発フェーズから、量産機の製造・社会実装という新たなステージへと舵を切ります。認定事業場の取得、そして型式証明(TC)の獲得という極めて高い壁が控えていますが、これらを確実に乗り越え、日本発の「空飛ぶクルマ」を社会に届けるまで、不退転の決意でやり遂げます。全社員一丸となった「One Team」で空の移動革命を牽引し、空が日常となる未来を必ず実現してまいります。
今村元寿氏の略歴
| 1989年 | スズキ 入社 一貫して試作・製造部門に所属し、四輪・二輪・船外機の製作に従事。現場の最前線からキャリアをスタートし、試作部門の責任者として工程の抜本的改革や開発スピードの向上を主導。設計と生産を強固につなぐ仕組み作りと、次代を担う人財育成に尽力した。その後、四輪の主力拠点である湖西工場の次長を歴任。特に船外機事業では増産体制の構築を強力に牽引した。現場の深い知見とグローバルな製造マネジメントを融合させ、次世代モビリティ開発を支えるスズキの試作における中核的人材として、その一翼を担う。 |
| 2023年 | Sky Worksへ出向、社長補佐として着任 社長補佐として空飛ぶクルマ「SD-05」のプロトタイプ(SD-05-00)製作を指揮。 |
| 2024年 | SkyDrive生産統括部長を兼務 製造部門の責任者として長年の自動車製造で培った知識と経験を活かし、量産に向けた製造体制の構築を統括。 |
| 2026年 | Sky Works 代表取締役社長 就任(現任) |
