Prodrone(以下、プロドローン)は、2026年1月23日と24日、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の訓練参加要請に基づき、陸上自衛隊中部方面隊が実施する実動訓練「07南海レスキュー」に参加した。

写真:地図を囲む自衛隊員やスタッフ

 この訓練は、南海トラフ地震の発生を想定し、倒壊家屋内の捜索、孤立地域における情報収集、孤立者への支援物資輸送などの連携要領を確認することを目的としている。プロドローンは、JUIDAの災害対応部隊「JUIDA-D³」の一員として、三重県志摩市、鳥羽市、大阪府和泉市の信太山演習場において訓練を実施した。

  • 三重県志摩市(第10師団訓練地点)
     ドローン「PD4B-M」を活用して、津波被害が予想される地域のオルソ画像化(平面画像作成)を行い、発災時における広域な被害状況把握の有効性を確認した。
    写真:ヘリからドローンを運び出す様子
    陸上自衛隊のヘリコプターによる輸送支援を受け、被災想定地域までオルソ化用機材「PD4B-M」を運搬した。
  • 三重県鳥羽市(第10師団訓練地点)
     ドローン「PD6B-Type3」を活用し、地上最大瞬間風速10m/sの環境下において、往復6kmの物資輸送を実施。強風下における長距離輸送の安定性を検証した。
    写真:飛行するドローン
    「PD6B-Type3」による支援物資輸送。
  • 信太山演習場(大阪府和泉市・第3師団訓練地点)
     PD4B-Mを活用し、陸上自衛隊および他のドローンメーカーが収集した孤立者情報をもとに、地上最大瞬間風速8m/sの条件下で複数回の物資輸送を実施。関係機関との情報連携に基づく迅速な物資投下手順を確認した。
    写真:ドローンと自衛隊員、プロドローンスタッフ
    「PD4B-M」による要救助者に対する支援物資輸送。

 プロドローンは引き続き災害対応能力の向上に寄与するとともに、ドローン技術を用いた迅速な人命救助および物資輸送体制の確立に取り組むとしている。