2025年7月25日、国土交通省航空局は、花火大会の会場において、無人航空機(ドローン)らしきものの飛行により、打ち上げが一時的に中断する事態が相次いでいるとして、ホームページに注意喚起を掲載した。

 花火大会会場は「催し場所上空での飛行」および、時間帯によっては「夜間での飛行」となり、飛行承認申請が必要な特定飛行に該当する(その他特定飛行に該当する方法や、飛行する空域によっては飛行許可・承認申請も必要となる)。

 必要な国土交通大臣の承認等がなく無人航空機を飛行させることは、航空法違反となる。違反した場合は、最大で50万円の罰金が科される。また、飛行承認申請を行う前に、催し物主催者との調整も必要である。

▼国土交通省:無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html

リーフレット:花火大会を含むイベント上空のドローン等の飛行は航空法で禁止されています。
(出典:国土交通省)