2025年7月23日、エクセディは、SORA Technology(以下、SORA)とエクセディグループのEXEDY Clutch Europeが、アフリカ諸国におけるドローンとAIを活用したマラリア対策の共同事業について合意したことを発表した。
エクセディは、ドローン関連製品の開発や生産に加え、ドローンを活用したさまざまなビジネス開発にも力を入れている。その一環として、農業用ドローンメーカー Baibars Mechatronics Aviation Industry Joint Stock Company(以下、baibars)への出資を行い、海外拠点を生かしたDaaS(Drone as a Service)ビジネスの海外展開を進めている。
SORAは、新興国の課題解決を目指し、特にマラリア対策に焦点を当て事業を展開している。独自のAI技術とドローンの空撮データを用いて、マラリアの原因となる蚊の発生源を突き止める「SORA Malaria Control」を開発。さらにマラリア対策を加速させるため、日系ドローン関連企業でアフリカに拠点をもつ協業パートナーを探していた。
今回の協業により、SORA Malaria Controlで探し当てた水たまり等のマラリア発生源に、エクセディグループが提供するドローンで、環境負荷の低い殺虫剤を効率的に散布することが可能になる。
