2025年7月7日、Liberaware(以下、リベラウェア)は、韓国・ソウルを拠点とするドローン・ロボット開発企業ALUXと、両国における製品開発と事業拡大を目的とした業務提携に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。
リベラウェアは、屋内狭小空間点検ドローン「IBIS2」の開発・製造・販売を手掛け、インフラ点検・保守における新たなソリューションを提供してきた。
ALUXは、2015年に韓国・ソウルで設立されたドローンおよびロボット専門の企業。CESイノベーションアワードの受賞歴を持ち、2025年11月にKOSDAQ上場、韓国国内市場を中心に事業を拡大しており、米国・日本・東南アジアなどへの輸出実績も有している。
教育市場での実績に加え、ドローンのコア技術であるフライトコントローラー(FC)、センサー、モーターを含む各種部品を自社開発・内製化。産業用ドローンのB2B受託体制も整備し、グローバル市場への供給能力も備えている。
今回の提携は、日本と韓国、アジア地域でのビジネス機会の創出、および共同研究・開発を進めることを目的としている。
今後、製品関連情報の共有、共同プロモーション、研究開発など幅広い分野での連携の可能性について協議するとしている。IBIS2の技術と、ALUXのドローン・ロボットの製造技術や販売ネットワークにより、両国での市場展開と製品共同開発を推進する構えだ。
