IDS Imaging Development Systems (以下、IDS)は、コンパクトなUSB3 uEye XCP、XLS、およびGigE uEye LEシリーズの特定モデルに、Sony IMX900センサーを搭載したことを発表した。
設置スペースが限られた状況でも鮮明な画像を取得可能な、低価格帯の産業用カメラの製品ラインナップを拡充する。
Sony Pregius SシリーズのIMX900は、高解像度でコンパクトなピクセルサイズ、高画質という組み合わせを提供するグローバルシャッターイメージセンサー。2.25µmの小型ピクセルと約320万画素(2048×1536ピクセル)の解像度により、高速移動する対象物も鮮明に捉え、要件の厳しい自動化や検査タスクに貢献する。
850nmの近赤外線領域でも高い感度を備え、製品検査、無人輸送システム、自律走行搬送ロボットなど、赤外線照明を使用するアプリケーションで活用できる。赤色スペクトル領域での光感度も向上しているため、困難な照明条件でも、バーコードなどの細かい箇所を認識する。
